星野源 知らない 歌詞 意味

今回扱うのは、星野源の名曲「知らない」です。

意味深な歌詞には重いテーマと
どこか優しいメッセージを感じます。


↓星野源「知らない」
（中盤に特典ＤＶＤの予告が入っていますが、
　歌は最後まで聴くことができます）




～この記事の目次～

• 星野源「知らない」の歌詞が持つ意味とは？
• 「何も聴き取れない君に……」って？
• 星野源による解説

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星野源「知らない」の歌詞が持つ意味とは？

出典：http://eiga.com/


星野源の「知らない」を聴くのは今日が初めてでしたが、
ありふれたＪ－ＰＯＰとは一線を画す世界観に
いつの間にか引き込まれてしまいました。


「知らない」の歌詞は
こんな言葉から始まります。

「灯り消えて気付く光　ただ夜の中に
　君が消えて見えるものも　まだあるんだな」


初めはいわゆる失恋ソングかな？

と思って聴いていたんですが、
続きの歌詞やＰＶの映像を見ると、
「知らない」が結構重い歌であることがわかりました。

「何も聴き取れない君に……」って？

聴いた瞬間にハッとしたのが、やはりこの

「何も聴き取れない君に

　僕はどんなことが歌えるだろう」

というフレーズ。


どうも、この歌は単なる「失恋」ではなく、
「死別」がテーマなのかもしれません。


また、もう１つ気になったんですが、
ＰＶの映像には恋人を思わせるような
人物の描写がほぼ皆無だったんですね。


星野源が演じるＰＶの主人公は、
いやに広い家で、たった１人
寂しそうに暮らしているようでした。


時折映し出される主人公の
過去の記憶のようなシーンは、
家族との別れを思わせます。

星野源による解説

出典：http://cookiescene.jp/

「知らない」という楽曲について、
星野源はインタビューの中でこんな風に語っています。


「この曲は、とても悲しい出来事が起きたのをキッカケに
　衝動的に作った」

「完全に真っ暗な絶望というより、
　水平線の向こうに少しだけ朝日の光が見えるような、
　静かな希望を感じさせる歌にしたかった」


「人間の死は、現実としては『終わり』ではなくて、
　例えば残された人達の人生はそのまま続くし、
　もしかしたら自分も幽霊になって、まだまだ続くかもしれない」


「終わりはわからない。だったら今がんばるしかないんだ」



星野源がどんな悲しいことを経験したのかは
恐らく今後も明かされることはないでしょう。

しかし、星野源が「知らない」の歌詞の中で

「どんなことが歌えるだろう　意味を超えて」

と歌っているように、
「何があったか」という事実や、
言葉そのものの意味とは違う形で、

気持ちだけを共有することはできると思います。



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